漫画は電子書籍で読むのがおすすめ ワンピース7巻 海上レストランをめぐるドラマ
ワンピース7巻では、クリーク海賊団の幹部たちとの戦いが激しくなります。
ルフィの一味は、ナミが裏切っていなくなり、ゾロやウソップも離脱ということで、実質的に、ルフィ一人しかいません。
クリークの海賊団は、かなりのダメージを受けているとはいえ、クリーク自体はピンピンしており、幹部も健在なので、戦力差からすると、かなり厳しい戦いのはずです。
ただ、クリーク自体が不運はあったにせよ、グランドラインで通用しなかった海賊なので、クリークたちに負けているようでは、話になりません。
この時点でのルフィにとってクリークはかなりの強敵なのですが、その戦いの行方がどうなるかというのも気になるところですね。
サンジとゼフの回想シーンが印象的
この巻では、サンジとゼフの過去の回想シーンも描かれています。
なぜゼフは片足を失くしてしまったのか、サンジがオーナーに反発をしつつもかたくなに店を出ることをしないのか、そのあたりの理由があきらかにされています。
ワンピース6巻、7巻など、ドンクリークが登場するあたりでは、各キャラクターの信念というものが非常に前面に押し出された内容となっています。
ルフィやゾロ、サンジ、ゼフ、ドンクリークといったそれぞれのキャラクターの信念がほとばしるくらいに描かれているので、このワンピース7巻が非常に印象に残っている人も多いはずです。
初期の頃のワンピースはストーリー展開こそ早いものの、逆に、密度がものすごく濃い印象があります。
ドンクリークの実力は侮れない
グランドラインで通用せずに逃げ帰ってきたドンクリークですが、東の海レベルでは、頭一つ抜けた存在なのは間違いありません。
艦隊と言ってよいレベルの戦力をほこり、クリーク自体も相当な強さを持った海賊です。
クリークが盾から毒ガス弾を放つシーンがありますが、そもそも海賊が毒ガス弾を使うというのが意味不明です。
海賊というより、軍隊と言ったほうがふさわしいレベルではないでしょうか。
ドンクリーク自体、卑怯なこともしまくってきた悪党ではあるのでしょうが、強さも伴っているので、それほど嫌な感じがしないキャラクターでもあります。
また、クリーク自体が強いので、その腹心であるギンも相当な強さを誇っています。
何千人もの海賊団の幹部ですから、当然ではありますよね。
登場時は情けない下っ端かと思われたギンですが、実はクリーク海賊団の戦闘総隊長で、鉄壁をほこり、サンジを苦戦させたパールを一撃で倒してしまいます。
7巻を読んでいて、パールを一撃で倒したシーンを読んで、驚愕した人も多いはずです。
パールにそれなりに苦戦していたサンジですので、この時点ではかなり厳しい戦いになると言わざるを得ません。
7巻はクリーク海賊団との激闘も大詰めを迎えることになりますが、果たして、どのような結末につながっていくのか、面白くて読んでいてあっという間に読み終わってしまう人も多いはずです。