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漫画は電子書籍で読むのがおすすめ ハンターハンター17巻 打倒レイザー、ドッジボール対決!

 

 

強敵レイザー

『ハンターハンター』17巻、ドッジボール対決はますますの盛り上がり。
念でコーティングしたボールを使った、凄まじいスパイクを得意とするレイザー。
15巻ビスケの修行でパワーアップしたゴン・キルアはもちろん、ベテランのツェズゲラ、いやビスケやヒソカですらその威力には手を焼く始末。
ビスケは服にヒットしたため外野に、ヒソカまで負傷します(まあ常に自傷同然の戦い方をするイカれぶりが彼の魅力ですが)。
ついにゴレイヌと彼の2頭のゴリラの念獣も倒されてしまいました。
しかしゴンが何よりも怒ったのは、最大の親友キルアの負傷、そして間一髪で助かった命の危険でした。
このことがゴンをして「キルアと一緒に」「完全勝利」にこだわらせます。
そして最後にはゴン・キルア・ヒソカが力を合わせて、まるでスポーツマンガのような「友情の合体攻撃」めいた技でレイザーを打ち破るのです。

 

計算された不合理な行動

 

ハンターハンターのキャラクターには、異常な、というより不可解なこだわりを持つ人物が大勢います。
「ハンターとはそんな変人の集まりという設定だ」と言ってしまえばそれまでですが、その最たるものが互いを大切にする主人公コンビ、ゴンとキルア。
のちにカイトやアルカといった、それぞれにとって別の大切な人も登場しますが、いずれにせよ彼らの異常な執着は、ここぞという時に彼らに不合理な選択をさせ、物語に予想できない展開をもたらします。
『キン肉マン』という作品を思い出してみましょう。
少年ジャンプ史上に輝く往年の超人気トンデモバトル漫画です。
作者ゆでたまごの作品はどれも突っ込みどころ満載なことで有名であり、しかしそれは単なる欠点ではなく、粗雑さゆえに予測不能であり、読者に愛され続けてもいます。
ところがハンターハンターでは、キャラクターの動機に異常性を与えることで、やはり予想不能なストーリー展開を、粗雑どころか計算づくでもたらしているのです。

 

後付けルールの多いドッジ

 

しかし17巻のドッジボール戦では、若干作りこみの甘い部分もあったと思います(あくまで、「ハンターハンター」としては、ですが)。
服にあたってもアウトだとか、顔面セーフはなしだとか、次々と「この試合ではこうだ」と後付けルールが登場してきます。
普段の冨樫義博なら、オリジナルのルールにするにしても、展開の予定を練りこんだうえで、あらかじめルール提示をしていたのではないでしょうか。
グリードアイランド編自体にあまりにも多くの、クオリティの高い設定を詰め込んだ分、若干この部分は甘くなったかなという気がしないでもありません。

 

外での悲劇、そして。

 

着々とカードを集め、「爆弾魔」戦に向けて修行を再開するゴン達。
一方、試合が終わって外の世界に戻ったツェズゲラは、パトロンが契約を破棄したこと。
そして彼がゲームから持ち帰らせたアイテムで本当にやりたかった望みが潰えたことを知ります。
物語があるのは、戦うキャラばかりでない。これも冨樫という作家の魅力です。
そして遂に17巻後半「爆弾魔」との戦いがスタートします。