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漫画は電子書籍で読むのがおすすめ ハンターハンター21巻 女王蟻の死とキルアの覚醒

 

 

女王蟻の死

『ハンターハンター』21巻では、女王蟻がついに次代の「王」となる蟻を生みました。
3人の直属護衛軍さえもはるかに上回る戦闘力と、非情さの持ち主。
女王蟻の腹を破って生まれでてきた王は、瀕死の母を一瞥もせずにエサを要求。
護衛軍は、新たな王が生まれた以上、「女王はもう、いらない」という判断でした。
酷薄さを隠す必要さえ感じていない昆虫社会の掟に、読者だけでなく下級の蟻たちまでも戦慄します。
だがすべての蟻がそうではありませんでした。
キメラアント達は、女王蟻が食べた様々な人間たちの性格を受け継ぎ、彼ら自身も多様な性格を有するようになっていたのです。

 

蟻の拡散

 

蟻の一匹コルトは、最初に蟻に食い殺された妹思いの少年の「生まれ変わり」でした。彼は女王を救うため人間に助けを求めます。
もう女王は何も生むことがない、危険のない存在だと。
ネテロやモラウたちは彼を受け入れましたが、甲斐なく女王は死亡しました。
王につけたかった名前「メルエム」という名を伝えてほしいといい残して。

 

一方、蟻たちの中には新王と直属護衛軍にあくまで付き従う者もいました。
そしてさらに別の者たちは、女王が死んだ今、自分自身の新しい国を作って王になろうと、世界に拡散し始めたのです。

 

そしてコルトはもう1つ大事なことを口にします。
それは王の強さについての情報でした。
ネテロと王を比べて彼ははっきり言います。
ネテロさえ王に触れる事すらできず、直属護衛軍にも殺されるだろう、と。

 

頭の針を抜いて

 

ナックルの「天上不知唯我独損(ハコワレ)」によってオーラを奪われ、一時的に無力化されてしまったゴン。
そんなゴンをなぜか見染めたパームと、ほほえましくも奇妙な初デートが行われます。
凄惨なキメラアント編の一服の清涼剤と言えるでしょう。
しかし、そこにキメラアントの一匹ラモットが現れ、キルアが迎え撃ちます。
「互角以上の相手とは戦えない」
キルアにとってラモット以上に脅威だったのが、この「殺し屋」としての刷り込みでした。
イルミの呪縛、ビスケの宣告……爆発する激情のなかで、ついにキルアは乗り越えました。
「こんなもん差し込んでやがった、オレの脳(アタマ)ン中にさ」
イルミの念能力の針を自力で引き抜いたキルアは、ゴンとの「友達の資格」をようやく手にしました。
『ハンターハンター』もう一人の主人公といえるキルア、21巻にして覚醒です。

 

変わり果てたカイト

 

ゴン達はカイトに再会できました。
しかし彼は今までのカイトではありませんでした。
彼を殺してなお、彼との再戦を望む直属護衛軍ネフェルピトー。
ピトーは治療用の念能力「玩具修理者(ドクターブライス)」を身に着け、カイトを復活させていたのです。
しかしピトーの望みはあくまでカイトと戦うことにすぎませんでした。
人としてよみがえらせることには興味がなかったのです。
近づく者を機械的に攻撃するだけの人形となっていた彼は、シュートの能力「暗い宿(ホテルラフレシア)」の中に封じられました。
なんとしても彼を元のカイトに戻す。
ゴンは決意を新たにします。
『ハンターハンター』21巻はここまで、次巻からはカイトを助けるための戦いです。