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漫画は電子書籍で読むのがおすすめ ハンターハンター23巻 はじまる蟻との友情??イカルゴとメレオロン

 

 

イカルゴとの出会い

ラモット戦で一皮むけたキルア。
この『ハンターハンター』23巻では冒頭から圧倒的な強さで雑兵蟻の群れを翻弄します。
その戦いの中でも、爆発性のガスを噴射するミイデラゴミムシの能力を持ったアリなど、知識に裏打ちされた工夫をもって、「動物の能力を持った敵との戦い」が描かれているのが大変おもしろい。
ゴミムシの次はノミ。
どこからともなく吸血ノミの弾丸を撃ってくる狙撃手に、キルアはあえて弾丸を受けることでその位置を特定。
狙撃手に取りついていた蟻の正体を暴きます。
その正体は……なんとタコでした。
正体を暴かれたタコは、敵の情報を教えろと迫るキルアに命乞いをすることなく死を選ぼうとします。
その行為に感銘を受けたキルアは敵と承知で彼の命を救うのでした。

 

ダーツ勝負

 

息つく間もなくキルアには次の強敵が襲い掛かります。
念能力で実体化した魚の「ダツ」をダーツに見立てて飛ばし、なおかつ「当たるまで弾丸が実体化しない」という防御不可能にも思える難敵です。
負傷し、体力を消耗していくキルア。
しかし敵のダーツへのこだわりに気づき、ルールから逆算して敵の攻撃を予測するということをやってのけます。
そして自分自身の体に電気信号を流し、脳が考えるよりもはるかに素早い反射をプログラムして強制することで、額に刺さったダーツが脳に達する前に掴んだのです。
この頭脳戦の後キルアは倒れ、今度はさっきのタコが彼を助けます。
今後の蟻戦で活躍する大切な仲間の一人、イカルゴの合流です。

 

メレオロンとの出会い

 

ゴンもまた、新たな仲間に出会っていました。
カメレオンの能力を持つ蟻・メレオロンです。
呼吸を止めている間だけ、だれにも存在を気づかれないでいることができる能力「神の不在証明」「神の共犯者」を持つメレオロン。
彼がゴンと戦って改心するのではなく、最初から仲間になるために接触してきました。
人間だったころ、蟻に殺された親しい人のかたき討ちのためです。
彼から事情を聴いてゴンは知ります。
人間だったころの記憶を、部分的にでも持つキメラアントがいること。
そして彼らは人間らしい心をも残していることを。

 

軍儀

 

東ゴルドーを難なく制圧した蟻の「王」は、将棋や囲碁など国内の様々なゲームのチャンピオンを呼び寄せて、次々と打ち破っていました。
ルールブックを読み、ほんの数局ゲームを実践するだけで、です。
王は体力的に怪物であるだけでなく、頭脳もまた「モンスター」であったのです。
しかしこれは、単に王の化け物ぶりを強調するだけのエピソードではありませんでした。
東ゴルドー発祥のゲーム「軍儀」。
この軍儀の無敗の国際チャンピオンが、この23巻終盤から登場する少女コムギでした。
目が見えず、軍儀以外の世間知にも全く欠ける、いつも鼻を垂らしている、美人とはいえない少女。
彼女との出会いが、王の心に巨大な変化をもたらします。
そしてそれは、直属護衛軍の動き、人間たちの動き、そして王自身の動きを大きく変え、「ハンターハンター・キメラアント編」そのものを終局へと導いていくことになるのです。
『ハンターハンター』23巻は人がアリと、蟻がヒトと、それぞれを受け入れるという内面的変革の巻だったと言えるでしょう。